こんなときには…

住宅ローンの支払いが困難な時には、いろいろなことが起こるものです。

どういった対処を取るべきか、どういうことなのかについてご説明させていただきます。

 

催告書について

 

催告書とは

催告書とは、債権者が債務者に対して債務の弁済を促すために行う通知のことです。債権者は裁判上の請求や相手が時効を援用したときのための証拠とするために催告書を送ります。
催告は、単に請求後6ヶ月間だけ時効の完成を中断させるだけですから、その期間に裁判上の請求をしなければその効力はなくなります。よってこの期間内には裁判上の手続きに入ります。

金融機関から届く催告書は、住宅ローンの延滞を何ヶ月か続けご連絡・来店依頼状・督促状などの文書が届いたのにもかかわらず返済ができないと、催告書が送られてきます。
この様な催告書を受け取ってしまわれたら、早急に任意売却の手続きをしてください。支払い期限を過ぎると、期限の利益を喪失し、金融機関・債権者は保証会社に代位弁済を求め、競売の申し立てをして強制的に債権を回収します。競売で処分されると多くの損失となってしまいます。

 

住宅金融支援機構の催告書


 

民間金融機関の催告書



代位弁済通知について

 

住宅ローンの支払いを滞納し、期限の利益を喪失すると、融資金融機関は保証会社に貸付残金の一括弁済を求めます。 これを「代位弁済」といいます。
代位弁済がされると、融資金融機関に変わって、保証会社が貸し付け残金と遅延損害金を支払うよう求めてきます。
この通知が届いたら早急な対応が必要です。そのままにしていると競売へと進んでいき任意売却が困難になってきます。

 

代位弁済通知の例




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